The Exotic Manual

Photo: Christer T Johansson / CC BY 3.0
夏型

ステファニア・ベノサ

Stephania venosa

Spreng. が1827年に記載した、タイからインドシナ半島・マレー半島・インドネシアまで広く分布するツヅラフジ科の塊根性蔓植物。地表に大きく露出する灰褐色の球状塊根(直径20〜40cm、ときに1m近く)が最大の見どころで、生育期には頂部から数メートルに及ぶ蔓性の茎を勢いよく伸ばし、葉柄が葉身の中央近くに付く円形〜卵形の peltate(楯状)葉を広げる。属内では花色が最も派手で、小さな赤橙〜赤紫色の散形花序を付ける。塊根全体に cepharanthine など多数のアルカロイドを含み、タイでは古くから薬用としても利用されてきた、塊根植物入門に位置付けられる中級向けの種。

自生地の気候

通年の気候

降水は一年を通じて比較的分散する。やや暑い気候。

年平均気温22.8
夏の最高気温34.4
冬の最低気温10.9
年間降水量1,767mm
標高47–1,270m
25 ℃20 ℃260 mm0 mm123456789101112
月平均気温月降水量

自生地の広域的な気候の目安です。岩陰や霧など、実際の生育環境はこれより穏やかな場合があります。

出典:気候・標高 WorldClim 2.1(1970–2000)/分布点 GBIF/在来範囲 POWO

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