The Exotic Manual

Photo: Delonix / CC BY 4.0
春秋型

コミフォラ・ウィッティ

Commiphora wightii

インド西部のグジャラートとラージャスターンを中心に、パキスタン南部からアラビア半島へ広がる乾燥地に分布する低木〜小高木。樹皮を傷つけると芳香樹脂を滲ませ、これがアーユルヴェーダで3,000年にわたり使われてきた「グッグル(guggul)」の原料で、関節炎や脂質代謝の伝統薬として現代まで採取が続く。盆栽様の節くれた幹と棘の付いた細枝が特徴で、コーデックス愛好家にも入手希望者が多い。過剰採取と生息地縮小により野生個体は8割以上減少したと評価され、IUCN 近絶滅種(Critically Endangered, 2015年評価)、2025年12月発効の CITES 附属書 II 掲載対象となった。

自生地の気候

通年の気候

雨は暖かい季節に集中し、5か月ほど続く乾季がある。気温の年較差が大きく高温の気候。

年平均気温26.424.427.1
夏の最高気温38.53441.2
冬の最低気温10.78.115
年間降水量527mm190810mm
平均標高249m79659m
32 ℃19 ℃218 mm0 mm123456789101112
月平均気温月降水量

自生地の広域的な気候の目安です。岩陰や霧など、実際の生育環境はこれより穏やかな場合があります。

出典:気候・標高 WorldClim 2.1(1970–2000)/分布点 GBIF/在来範囲 POWO

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