The Exotic Manual

Photo: Pseudopanax / CC0 (Public Domain)
春秋型

アロエ・ポリフィラ(スパイラルアロエ)

Aloe polyphylla

南アフリカ・レソト王国にのみ自生する、世界的に知られた高山性アロエ。直径 50〜80cm のロゼットに灰緑色の葉が五角形の渦巻き状に整然と並ぶ姿は、植物界でも例を見ない高い幾何学的対称性をもつ。時計回り・反時計回りの両方向のスパイラルを形成し、右巻きと左巻きの出現比率はほぼ 1:1 とされる。ドラケンスバーグ山脈の標高 2,000〜2,800m に広がる玄武岩岩棚に根を張り、自生地では冬季に −10〜−20℃ の低温と降雪を経験する。POWO の accepted name は Aloe polyphylla Schönland ex Pillans (1934)。IUCN は Endangered(絶滅危惧)に指定、CITES 附属書 I に掲載される属内例外種。国内外で「スパイラルアロエ」として流通し、カタカナ和名が定着している。

自生地の気候

通年の気候

降水は一年を通じて比較的分散する。標高が高く、気温の年較差が大きく、冬は冷え込む冷涼な気候。

年平均気温11.810.114.4
夏の最高気温2421.626.8
冬の最低気温-2.8-3.5-0.9
年間降水量702mm669831mm
平均標高2,134m1,8462,441m
生育期の光量40mol/㎡日
17 ℃5 ℃110 mm0 mm123456789101112
月平均気温月降水量

自生地の広域的な気候の目安です。岩陰や霧など、実際の生育環境はこれより穏やかな場合があります。

出典:気候・標高 WorldClim 2.1(1970–2000)/分布点 GBIF/在来範囲 POWO/現在の天気 Open-Meteo

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