The Exotic Manual

Photo: Michael Wolf / CC BY-SA 3.0
夏型

アローディア・コモサ

Alluaudia comosa

マダガスカル南西部沿岸の石灰岩地に自生するディディエレア科の小高木。Drake が当初 Didierea comosa として記載したのちに自ら Alluaudia 属へ移した一種で、太く短い直立幹から枝が分かれ、平頂状の樹冠を高さ2〜6m(まれに10m)でまとめる独特のシルエットが見分け点になる。雌雄異株で、長さ1.5〜3.5cmの灰色の棘が枝に沿って単生し、対になった円い肉質の小葉が乾季の入り口で落葉する。ディディエレア科はサボテン科やフォークィエリア科と平行的に進化した独立系統で、本種もその「マダガスカル独自の乾燥地樹形」を端的に伝える代表種といえる。IUCN は2019年評価で「危急 (VU)」とし、流通量も限られる希少種。

自生地の気候

通年の気候

雨は暖かい季節に集中し、はっきりした乾季がある。やや暑い気候。

年平均気温2524.225.3
夏の最高気温34.333.734.7
冬の最低気温12.912.413.2
年間降水量521mm444583mm
平均標高29m4112m
生育期の光量45mol/㎡日
28 ℃20 ℃120 mm0 mm123456789101112
月平均気温月降水量

自生地の広域的な気候の目安です。岩陰や霧など、実際の生育環境はこれより穏やかな場合があります。

出典:気候・標高 WorldClim 2.1(1970–2000)/分布点 GBIF/在来範囲 POWO/現在の天気 Open-Meteo

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